土地や山林は大事な財産ですが、所有者が高齢だったり、その土地が広大だった場合、その管理は中々難しくなります。近年そのような手つかずの土地や山林への粗大ごみや産業廃棄物の不法投棄が後を絶ちません。しかし、そのままにしておくと、被害が拡大するだけでなく、健康被害や環境汚染を引き起こし、最悪の場合、近隣住民からあなた自身が訴えられてしまう場合もあります。そして、不法投棄物の撤去をあなたの自己負担で行わなければならなくなりません。ですので、不法投棄に対しては、早急に対処する必要があります。今回は自分の所有する山に不法投棄されて困っている相談者の事例をもとに、自分でできる対策と探偵利用のメリットを紹介していきます。同じようなことにお困りの場合には参考にしてください。
【この記事は下記の方に向けた内容です】
|
自分の所有する山にゴミを不法投棄されている|60代男性からの調査相談
自分の所有する山にゴミを不法投棄されている
最近、自分が所有している山の中に大量のゴミが不法投棄されていることに気づきました。最初は空き缶や古タイヤ程度だったので、地域の清掃活動で処理できるかと考えていました。しかし、日に日に増えていくゴミの量と種類に危機感を覚えるようになりました。今では家電や家具まで捨てられており、環境破壊や悪臭もひどく、近隣住民からも苦情が寄せられるようになっています。このままでは土地の価値も下がりかねず、何とか犯人を特定したいと思っています。
所有する山へのゴミの不法投棄問題とは
不法投棄で起こりうるリスク
自分が所有する土地にゴミが不法投棄されることにより、様々なリスクや将来的な危険性が発生します。ここで想定される代表的なリスクをあげていきます。
化学物質や有害物質の流出によって、土壌や地下水が汚染される可能性があります。それにより、植物や動物の生態系が破壊され、山の自然環境が損なわれる可能性があります。
放置されたタイヤやプラスチックごみに自然発火が発生したり、可燃物の投棄によって火災が発生する危険があります。これにより、山林火災が広がり、周辺地域にも被害を与える恐れがあります。
投棄されたごみによって、景観の悪化や嫌悪施設とみなされ、土地の評価額や売却価格が大幅に低下し、売却や活用が困難になる可能性があります。
腐敗物から発生するガスや、害虫の繁殖によって、近隣住民や利用者の健康被害を引き起こす恐れがあります。また、健康被害を受けた人からの損害賠償請求のリスクも考えられます。
他人の土地に不法投棄する目的
不法投棄を行う人の目的は、廃棄物処理にかかる費用や手間を省くことが主な理由です。産業廃棄物の処理費用削減を目的とした業者や、不用品を処分できずに困った個人が違法行為に及ぶケースが見られます。また、違法業者が不正な利益を得るために無許可で処分を行うこともあります。さらに、証拠隠滅や犯罪行為を隠すために物品を投棄する場合もあり、どれも悪質性の高い目的が背景に潜んでいると言えます。ですから、早急に対処しないと、不法投棄被害を受け続けることになります。
ゴミの不法投棄被害に自分でできる対策
所有する山や土地への不法投棄は、早急に対処する必要がありますが、土地や山が広大な場合、管理や防犯対策は難しくなります。それでも、何もしないでおくと被害は拡大する一方ですので、ここでは自分でできる対策をいくつか紹介します。
個人でできる対策
- 防犯対策の強化:監視カメラの設置し、不法投棄の証拠を記録できるようにする。また、フェンスやゲートの設置して、進入防止策を講じることで侵入を阻止する。
- 定期的な巡回:現場の見回りを行い、異変や投棄の兆候を早期に発見する。地域住民と協力して、不審者情報を共有し、監視体制を強化する。
- 再発防止策:照明設備を設置して、夜間の暗がりを減らし、不法投棄をしにくい環境を作る。また、バリケードなどを設置し、車両の進入を防ぐ物理的な障壁を作る。
自己解決のリスク
不法投棄被害を自分で解決しようとする場合、違法行為の証拠を処分してしまわないように注意が必要です。間違って処分してしまうと、後の捜査や訴訟で不利になる恐れがあります。また、不法投棄者と直接対峙することでトラブルや報復を招くリスクも否定できません。さらに、撤去や処分作業中に有害物質による健康被害やケガを負う危険性もあります。加えて、不法投棄物の処分費用は自己負担となる場合が多く、経済的負担が大きくなる可能性があります。
探偵調査が有効
個人で解決しようとすると、リスクが非常に大きくなりますが、探偵に依頼することでそのリスクやコストは抑えられます。探偵は、不法投棄現場の状況を細かく記録し、防犯カメラの設置や張り込み調査を行うことで、加害者の特定や行動パターンの分析を行います。また、法的に認められる証拠を収集することで、警察や自治体への報告や訴訟時に有利に働きます。さらに、匿名性を保った調査が可能なため、依頼者自身が加害者と対峙するリスクなども避けられます。
探偵調査の有効性
被害者が受けた嫌がらせ行為を証拠として集めることができます。たとえば、不法投棄をしている場面を記録することが可能です。また、不法投棄者の身元や素性を調査することも可能です。これにより、後々法的手段を取る際にも役立ちます。
私たちの調査は、秘密裏に行われることから店や周囲の関係者に悟られることなくリアルな情報収集を叶えられます。第三者である探偵が集めた情報は信憑性が高いと判断されることや、客観的な視点から問題点を浮き彫りにすることができます。
探偵が収集した証拠は、弁護士や法律の専門家が法的に活用できるため、嫌がらせに対する法的措置を取る際に大いに役立ちます。また、必要に応じて弁護士との連携をとり調査が行えるために、訴えられてしまうリスクを防ぎ有利な解決方法へと導くことができます。
ゴミの不法投棄トラブルを解決するために
専門家へご相談ください
自分の所有する土地や山林に不法投棄が行われていた場合、早急に手を打たなければ、被害は拡大していく一方です。産業廃棄物などが捨てられていた場合、土壌の汚染などによって土地の価値が下がるだけでなく、健康被害などによりあなた自身が訴えられる可能性さえあります。しかし、自己解決には大きなリスクも伴いますので、お困りの場合にはぜひ我々探偵にご依頼ください。あなたの望む解決へと導いていきます。相談は無料です。
探偵法人調査士会公式LINE
エコガード探偵では、LINEからの無料相談も可能です。お仕事の関係や電話の時間がとれない場合など、24時間いつでも相談可能で利便性も高くご利用いただけます。

この記事の作成者
エコガード探偵調査担当:北野
この記事は、環境保護や環境問題に関わるみなさまの、解決への一歩を踏み出せるきっかけになればと作成しました。日々の生活の中で困っていることや、不安に感じていることがあれば、当相談室へお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、お力になれれば幸いです。

この記事の監修者
XP法律事務所:今井弁護士
この記事の内容は、法的な観点からも十分に考慮し、適切なアドバイスを提供できるよう監修しております。環境問題は今後日本だけではなく世界的にも解決に取り組んでいかなければいけない問題でもあります。私たち弁護士も法的視点からできることに取り組んでいきたいと感じています。そしてみなさまが安心して生活できるよう、法の専門家としてサポートいたします。

この記事の監修者
心理カウンセラー:大久保
環境問題や近隣とのトラブルは、生活する上でも心身に大きな負担をもたらします。この記事を通じて、少しでも皆様の心の負担を軽くし、前向きな気持ちで生活を送っていただけるように、内容を監修しました。あなたの気持ちを理解し、寄り添うことを大切にしています。困ったことがあれば、どうか一人で悩まず、私たちにご相談ください。心のケアも、私たちの大切な役割です。
24時間365日ご相談受付中
環境保護問題に関するご相談は、24時間いつでもご利用頂けます。全国各自治体の皆さま企業法人、個人の方々まで、どなたでもご相談ください。専門家があなたに合った問題解決方法をお教えします。
環境保護問題の相談、各種被害に関するご質問は24時間いつでも専門家がお応えしております。(全国対応)
環境保護問題の相談、各種被害の相談はLINEからも受け付けております。メールや電話では聞きづらいこともLINEでお気軽にお問合せいただけます。質問やご相談は内容を確認後、担当者が返答いたします。
環境保護問題の相談、各種被害に関する詳しいご相談は、ウェブ内各所に設置された無料メールフォームをご利用ください。24時間無料で利用でき、費用見積りにも対応しております。
タグからページを探す